日本のすばらしい建築物

日本に現存するすばらしい建築物を紹介するブログ

2019-01-01から1年間の記事一覧

和光荘(旧野口喜一郎邸)

和光荘 明治から大正にかけて、「商都」と呼ばれる地がいくつかありました。 西には大阪や神戸、東には横浜や東京があります。 そして商都と呼ばれた街には必ず商業で財をなした富豪がいて、眺めの良い高台に豪邸を建てているのが一般的となっていました。 …

尚古集成館(旧集成館機械工場と旧鹿児島紡績所技師館)

旧集成館機械工場 旧鹿児島紡績所技師館 鹿児島の市街地を海岸沿いに北に進むと、薩摩藩主島津家の別邸「仙厳園(せんがんえん)」が姿を現します。 雄大な桜島と錦江湾(きんこうわん)の広がりのもとにある美しい別邸は、歴代の藩主がひとときを過ごした場…

起雲閣

1889(明治22)年1月1日、日本初の公衆電話が、東京と熱海の間に開設されました。 熱海 都内の官公庁などに設けられていただけの電話が熱海に設置された理由は、普及促進が目的でした。 当時、まだ高額だった電話を使用できるのは富裕層のみでした。…

旧開智学校

1874(明治7)年、東京で発行された新聞が大人気となりました。 毎日新聞の前身である「東京日日新聞」からニュースを選び、派手な色彩画で伝えるという錦絵版の新聞です。 「知見を拡充し、文明開化を進める」という謳い文句で発行されたこの新聞のタ…

天鏡閣

「君子が天下を安定させると、不思議な力を持った鏡が現れ、天下が乱れれば鏡は失われる」 これは中国で後漢時代に広がった「讖緯(しんい)思想」の一説です。 中国では古来から「鏡」が政治権力の象徴とされ、「玉鏡」や「金鏡」、あるいは「天鏡」などと…

四階楼

山陽本線の柳井港駅で下車し、そこから連絡船で上関町の室津港を目指すと、その港の岸には、漆喰の白色が印象的な擬洋風建築があります。 この建物は『四階楼』と呼ばれています。 四階楼 室津港 連絡船の航路にはかつて、北前船が通っていました。 北前船と…

片倉館

<片倉館> 長野県、諏訪盆地にある諏訪湖。 その湖畔にある諏訪や岡谷などの町々は、明治から大正時代、この湖の豊富な水を利用して、製糸業で大いに栄えました。 <諏訪湖> そんな数ある製糸会社の中でもトップの業績を上げていた企業が、片倉製糸紡績(…

旧遷喬尋常小学校

<旧遷喬尋常小学校> 2005(平成17)年に公開された映画『ALWAYS 三丁目の夕日』。 日本アカデミー賞など多くの映画賞に輝いた作品なので、観たことがある方も多いでしょう。 この映画の舞台となったのは、昭和30年代の東京です。 撮影は、当時の街…

綿業会館

<綿業会館 談話室> 大阪府大阪市の中心地に、茶色いタイル貼りの雰囲気のある建物があります。 綿業を営む人たちによって昭和初期に建てられた「綿業会館」です。 <綿業会館> 世界では、紀元前2000年ごろ(4000年前)からインドで綿の栽培がすで…

豊平館

<豊平館> 豊平館は、北海道札幌市の中央区中島公園内にある西洋館です。 この館は元々、開拓使官営のホテルとして建てられました。 最初の利用者は明治天皇で、明治天皇の北海道行幸の際の行在所となった1881(明治14)年8月30日が開館日となって…

日本銀行本店本館

<日本銀行本店本館> 私たちが普段から利用している「お金」。 これは「日本銀行」が発券することで初めて価値を持つものです。 一万円札も千円札も、この銀行がなければただの紙切れです。 <一万円> 銀行の銀行と呼ばれる「日本銀行」。 この記事では、…